育った環境と、今の私が大切にしていること

私は、祖父母に育てられました。住んでいたのは団地で、決して裕福な家庭ではありませんでした。

子どもの頃、その環境を理由にいじめを受けたことがあります。「団地に住んでいるから」「お金がないから」。そんな理由で、自分ではどうにもできないことを馬鹿にされる。子どもながらに、悔しくてたまりませんでした。

「できること」を武器に変えた

そんな私を救ってくれたのは、勉強と、もう一つ好きだった美術でした。

家庭環境は自分の力では変えられません。でも、勉強も美術も、やれば結果が出る。誰にも文句を言われない、自分だけの武器でした。だから必死に取り組みました。テストで結果を出し、美術でも賞を取るようになると、周囲は何も言えなくなりました。あんなに辛かったいじめは、いつの間にかなくなっていきました。

このとき私は、はっきりと学びました。環境は選べなくても、そこから抜け出す方法は自分で見つけられる。そして、結果を出しさえすれば、周りは黙る。負けたくないという気持ちさえあれば、人は変われる。

それ以来、私はずっと「負けず嫌い」で生きてきました。悔しい思いをしたとき、諦めるのではなく、「見返してやる」という気持ちに変えて前に進む。それが、子どもの頃から変わらない私の性分です。

今、東京のど真ん中で会社を経営しているということ

団地育ちで、祖父母に育てられ、決して恵まれた環境ではなかった私が、今は東京のど真ん中で、一人親として会社を経営しています。

正直に言うと、これは偶然ではなく、あの頃の悔しさと負けず嫌いな性格があったからこそだと思っています。「環境のせいで諦める」ことを何より嫌ってきた自分だからこそ、環境を言い訳にしない生き方を、今も選び続けています。

今、私が大切にしていること

自分の経験があるからこそ、今、強く思うことがあります。

  • 育った環境や、置かれている状況は、選べないこともある
  • でも、そこから抜け出す方法は、必ずどこかにある
  • 「できること」を一つでも見つけられれば、それが武器になる。私にとっては、それが勉強と美術でした

一人親であること、子育てをしながら働くこと、恵まれた環境で育たなかったこと。そのどれもが、「だから無理」ではなく、「それでもやれる」ということを、私は自分自身で証明してきたつもりです。

だからこそ、同じように環境や状況に悩んでいる方、特に子育てをしながら自分の力で稼ぎたいと考えている方には、心から力になりたいと思っています。負けず嫌いな性格のおかげで、今の私があります。同じように、諦めなくていい未来を、一人でも多くの方に見つけてほしい。それが、今の私が大切にしていることです。

この記事を書いた人

aya

株式会社イロドリデザイン代表。
コミケでの同人活動、Web制作会社でのディレクター経験、サブカルフリーライター時代の経験を活かし様々な角度でのご提案・制作を得意としております。